てるてる坊主

梅雨入り間近となりましたね。
昔は、「あーしたてんきになぁれ」と歌いながら、“てるてる坊主”を作りましたが、今の小さい子供達は「てるてる坊主」を作ったりするのかな。
童謡「てるてる坊主」も知らないかもしれませんね。

この曲の歌詞の著作権は、まだ保護期間中で掲載できないようです(・・;)
メロディーは著作権が切れているので掲載しても大丈夫のようですが。

梅雨の季節の童謡というと、他には

「あめふりくまのこ」
「でんでんむし」
「あめふり」
「かえるのうた」
「しゃぼんだま」
などがありますが、果たしてどれくらいの曲を知っているのかな。。
レッスンでも取り入れたいと思います。

電子ピアノでは味わえない楽しさがピアノにはある

紫陽花が美しい季節になりました。
梅雨の時期、ピアノにとっては湿気が大敵。
でも電子ピアノには関係ありません。

鍵盤の見た目は一緒だし、調律はいらないし、インテリアとしての圧迫感も無いし、レッスンが続くか分からないし、、
と電子ピアノを買う親御さんの気持ちも分かります。

なのに、なぜ、この大きくて重い生の楽器を弾くのでしょうか?

これはもう、弾いている人の感触です。
生の楽器は空気の振動です。
自分の指先の感触が作り出す音です。

自分の指で鍵盤に触れた時、それに対して弦が振動している感覚。
その振動が鼓膜を震わせ、脳に通じて心にも作用する。
弾いてる人はもちろん、聴いてる人の心にも。

弾いている時の気持ちの入り方が本物の楽器を弾くのとサンプリングされたのもを再生するのでは、やっぱり根本的に違う。
その楽しさは電子ピアノでは味わえない。

生の楽器では、感情が音を作り出す。
心が怒っている時はそういう音が出ますし、穏やかな時は美しい音色を生み出すのが生のピアノ。

一方の電子ピアノは、録音された音が出る。
やる気のない時でも、真剣に取り組んでいる時でも、金太郎飴みたいにいつも同じ音だから、弾いていても面白くない訳。

電子ピアノは、一流のグランドピアノの音はもちろん、エレピやパイプオルガン、ハープシコード、ストリングス(弦)や人の声、それにドラムの音まで出る。
だからもう、ある程度弾ける人なら遊び方(習い方)を変えてもいいくらい。
いっそのこと、電子ピアノの楽しみ方を教える電子ピアノ教室があってもいいのではないかと思ったりする。

残念なことに私の教室にはグランドピアノしかない。
うちの教室では、1/3の生徒が電子ピアノで練習している。
長く続けている生徒ほど、ピアノ所有率は高い。

因みにプロのミュージシャンがステージで演奏する電気ピアノは、電子ピアノとは仕組みが違う。
弾くと金属のリードのようなものを叩くので、空気の振動は感じるそうだ。
どちらかというとアコースティックピアノよりだ。

うちの教室ではウクレレコースがあるけれど、ウクレレが電子ウクレレだったら楽しいだろうか?
そういう意味では、楽器を弾く楽しさは、生の楽器から伝わる空気の振動なのかもしれない。

「ピアノおさらい会」無事終了しました

早いもので今年も残すところあと1ヶ月となりました。
今年はレッスンが出来ない時もありましたが、それでも子供達は日々成長しています。
発表の場も大切な学びの一つ。今年の発表の場はソロ演奏のみの「おさらい会」にしましたが、感染対策を万全に開催させていただきました。

12月6日(日)中目黒GTプラザホールにて無事終了しました。
参加者は希望者のみとしましたので、例年の約半分。
3部入れ換え制にし、換気と消毒を徹底しました。
ご家族は4名までとし、密にならないように配慮しました。

そんなおさらい会でしたが、年中さんから中学生まで、可愛らしいピアニストさんが沢山出てくれて嬉しかったです。
みんな堂々と立派に演奏することができましたね。

やっぱり発表の場は子供達を成長させるし大切だなあと改めて思いました。
せっかく上手に弾けるようになった演奏を全員に聴いていただけなくて少し残念ですが今年は仕方ありません。
来年は安心して平和に暮らせる1年でありますように。

グレンツェンコンクール横浜本選優秀賞おめでとう!

新しい年が始まり、気持ちも新たに今週からレッスンが始まりました。
1月6日(月)にはグレンツェンコンクール横浜本選がみなとみらい大ホールで行われました。

小学5年生の生徒さんが挑戦!
見事、優秀賞をいただきました。
おめでとうございます‼


(小学5・6年Bコース優秀賞)

クリスマスもお正月もピアノだけはきっと毎日弾いていたことでしょう。
努力はうそをつきませんね。
本当によく頑張りました。

・・・その日の朝、レッスンに来たときは、気合が入りすぎてミスタッチしたり。
「大丈夫かな~。弾けなかったらどうしよう~。」と、とても緊張していて不安げでした。
ピアノは、メンタルがとても大事。

そこで、おまじないの言葉を唱えました。
「できる!できる!できる! 大丈夫!大丈夫!大丈夫!」

人々が聴いていて幸せな音ってどんな音か、弾き比べたり。
コンクールを受けることについてお話ししたり。
自分がどう演奏したいか、どんな音を聴かせたいか。

こう弾きなさいって言われてコピーするだけでは人々は感動しないもの。

あっという間にレッスンの時間が過ぎ・・・
あれこれレッスンするうちに、「何かできるような気がする」って少し表情が変わってきました。

またひとつ大きな試練を乗り越えることができました。
努力できるって素晴らしいこと。
少し休んでまた乗り越えたい山を見つけましょう。

可愛いピアニスト達が大集結した発表会!

今年も残り僅かとなり、毎日慌ただしく師走を過ごしています。

去る12月7日土曜日、無事にキッズクラスの発表会が終わりました。
初雪観測された?とても寒い日。
場所は、大井町駅のそばにある「きゅりあん小ホール」。

今回は年少さんから小学6年生まで35人。
中学生以上は、定期試験日と重なり残念ながら欠席。
中学受験組も欠席。さびしーい。

でも、華やかなドレスに包まれた可愛いらしいピアニスト達が大集結して大賑わいでした。

第1部は、はじめてステージに立つ生徒とソロ演奏
第2部は、ご家族や先生との連弾
第3部は、「マッチ売りの少女」のお話しと演奏

みんないつものレッスン曲より難しい曲を選んで、仕上げるのが大変だったけど、沢山練習して頑張りました。
舞台から戻るとどこか誇らしげで、やり遂げた感があります。
こうやってみんな成長していくんだね。

ここは発表の場。演奏会じゃないのだから、失敗しちゃいけないなんて、自分で自分を苦しめないで。
私は、発表会も教育の場だと思っている。
お母さんやお父さんが、良かったよって言ってくれたら、それだけでもう大成功なんだよね。
人前で演奏するってすごいこと。自信をつける場なんだよ。
だから、どんな演奏だったとしてもご両親は沢山褒めてあげてほしいです。
決して批判者にはならないで。
弾いてる本人は必至だし、つっかえたところなんて覚えてない。
それよりも褒められると嬉しいし、やる気も出ます!

ところで、今回も私は舞台袖で必死にエールを送っていたので撮影できず(T_T)
写真があまり手元にないのでお見せできず残念です。
やっぱり誰かに頼んでおくんだったなぁ。

終わると反省することも多いです。
が、良かったと言ってもらえるとやっぱり嬉しい。
励みに繋がるし、頑張った甲斐があります。

毎年プログラムはパワーポイントで作成しています。
でも今年は、印刷を業者に頼みました。
やっぱり発色が綺麗。でもスマホで撮ったこの写真はピンボケ?

入り口2か所のポスターも手作り。1枚でいいかな、と思っていたら伸居先生が助けてくださいました。下は伸居先生の力作!ありがとうございます。

「マッチ売りの少女」で流したスクリーンの絵、なんと私の手書き。
ぼやっとしていてるのは、わざとです(^^;)

スタンド花は、すぐに生徒さんに渡せるよう個別に包装していただきましたが、とってもゴージャスで素敵でした。

というわけで、全体写真や舞台演奏の写真は手元にありません。
いつもビデオと写真をセットでお渡しするのだけど、出来上がるのは結構先。
写真屋さんの素敵な画像が手に入ったらまた改めてご紹介したいと思います。

発表会、お疲れさまでした!