80歳ご婦人のレッスンでした

師走だというのに暖かな日が続きウキウキしていたら、今日は急激な真冬並みの寒さになり、凍えそうになりました。
そんな中、80歳になるご婦人が自転車でレッスンに来てくださいました。
先日、眼瞼下垂の手術をされ、まだ腫れが引いていないのに。

彼女は、月に2回のレッスンをとても楽しみに来てくださっています。
今年は他に白内障の手術も2回され、目が見えずらくなっているにも関わらず、ピアノを続けていらっしゃいます。
先日の発表会にもご出演してくださいました。 ピアノが大好きなのです。

今日はショパンの「ノクターン第2番」をハ長調に編曲したものを弾いてくださいました。
身体も小さく、手も小さいので、全身を使って指をいっぱい広げてようやく届くという感じ。
どうしてもミスタッチが出てしまいます。

でも、キチンと指摘してあげることは大事だと最近感じています。
向上心のある方なので、間違っている所を指摘してあげると、何回も練習して必ず直してくださいます。
確実に上手になっています。

そして何より、一生懸命に弾いていらっしゃるお姿に、感動します。
私の方が頭が下がる思いでレッスンをさせて頂いています。
80歳を過ぎてもプラスになっていくことに驚きをかくせません。

11月下旬紅葉


イルミネーション 自由が丘