クリスマス会でちょっとだけおめかし

しーら音楽教室では、合同でクリスマス会を行いました。
お茶をいただきながらのピアノ演奏お披露目会!
ちょっとだけおめかしして、いつもの練習成果を発表します。
みんな人前で演奏するのはとても緊張するけれど、
演奏し終わった後は、やり遂げた達成感で、
頬っぺたが紅潮し意気揚々とした表情をしていました。

2013-12-21クリスマス会

75歳!思い出のバイエルとハノンを大事そうに抱えて。

何日か前、家の電話が鳴りました。
「ピアノの事で・・・」という女性は75歳。
個人レッスンをご希望でした。

今日、茶色くなったバイエルと併用曲集、そしてハノンを大事そうに抱えて体験レッスンにいらっしゃいました。
10年ほど前、ドレドー ドシドーとバイエルから習ってみたけど、いつのまにか通うのを辞めてしまったのだそうです。

「家に娘が置いていったピアノがあるの。
もう、あちこち身体も痛いし、ピアノでも弾いて生活に張り合いを持たせたい。
でも、この間弾いてみたら、何も弾けないの。」
との事。さっそくシニアのための楽譜をご覧いただきました。

ところが、「先生、終活って知ってる?
今ね、要らない物をどんどん片づけてるのよ。
必要な物しか置かないし、余計な物も買わない。
だから、この楽譜を終わらせたいのです。」
と、包装紙できれいにカバーされた『幼児のためのバイエル』を出されました。
「とにかく丸をもらってこの楽譜を片づけてしまいたいのです。」と、目標は終わらせることでした。

そうか、終活なんだ。

私は、この方が何を必要とされているのかを判断し、まずは、その茶色くなったバイエルを弾いていただきました。
懐かしそうに、嬉しそうに弾くお姿にまたまた感動です!

併用曲集は、赤で花丸が沢山ついていました。
かつて頑張られていたご様子が楽譜から読み取れます。
子供用なので曲は「かっこう」や「ちょうちょ」など。

さりげなくシニアのための楽譜をお見せすると、
「これもいいわねぇ。 でも、まずは、これを終わらせてからね。」

街路樹が美しく色づいています。

昨年の今頃、『おくさわコンサート』にピアニストとして出演させていただきました。
テーマは“落ち葉”という事で、「葉っぱのフレディ」のストーリーに合わせて演奏しました。

葉っぱのフレディは、春に生まれ、夏は人間のために木陰を作り、秋は美しく紅葉し、冬には死にたくないと必死で木にしがみつくけど、枯れて地面に落ちた時、初めて見る自分がいた木はとても大きかったんだなあ、と実感し、そして長い眠りにつき、また春が来て・・・いうお話です。

人間の一生を思わせるストーリーです。
スクリーンに映し出される四季折々の葉っぱの映像に合わせてジャズ風にアレンジした「もみじ」や「ふるさと」、それにショパンのワルツやパッヘルベルのカノンなどを演奏させて頂きました。とても良い思い出です。

今、まさに紅葉が見事です。
もみじや赤とんぼなど秋の名曲が両手で弾けたら楽しいですね。

ピアノが弾きたくなる秋です  

すっかり秋めいてまいりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

しーら音楽教室には、小さいお子様から、OLさん、中高年の方など、
様々な年代の方がピアノを楽しみに来てくれています。
お一人お一人が輝いていて、宝物です。
音楽で豊かな時間が過ごせる事に感謝です。

芸術の秋、ピアノを弾いて、ロマンチックな気分に浸ってみませんか?
気持ちを込めて弾くだけで、心が癒されますよ。
ピアノが趣味ですって言ってほしいから、心を込めてお手伝いさせていただきます。

ピアノのある生活

ピアノのある生活
心が豊かになる時間
弦をポーンと打つ
美しい音色が響く
目を閉じて、聴く
心が癒される
難しい曲じゃなくてもいい
音色が好き

重厚な音色です♪

重厚な音色です♪